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2006.08.10.Thu

いつからか人の目を見ることができるようになった

昔の私はいつも下を向いているような子だったのに


そんなちょっとしたことからも時間の経過が伺われるなんて、まるでそれは鎖のように私にまきつく

まるでそれは時間のように





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12:56:36      TB-0  CM-0 
2006.08.09.Wed

一人でいるのも悪くない
だからといって大人数でいるのが悪い訳でもない

どちらもとりたくないのなら どれを選択すればいいのだろうか





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これじゃあ、食事をしに家へと戻ってきたみたいだ。


家の中では、振り子時計が規則正しい秒針の音をさせながら、室内まで浸透したらしいどんよりが共に私の帰りを待っていた。

やはり家族が戻った形跡はない。各人の財布も携帯もない。
おそらく最後の日を満喫しているのだろう、と眠気からという理由だけじゃなくぼやける頭を本日二度目の靄が襲った。

(20060809)

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16:00:56      TB-0  CM-0 
2006.08.09.Wed

違うんだ 違うんだ
何度言えば伝わるのか

伝える気のない言葉ほど伝わらないものはない





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役所の喧騒にも慣れたところで、近くの公園へと向かった。
こんな天気の中、そんなに人はいないだろうと思って向かったのに、思いのほかそこは混雑していて、それはまた私の気分を降下させるのに一役買った。

今日は何をやっても無駄なのかもしれない。
私はようやくそのことに気づき始めていた。



「ママ!!」

小さい女の子が母を呼びながら、ぶつかってきた。
手に持っていたらしい泥団子がぐっしょりと私の服へとはりついた。
いい加減、限界だ。
申し訳なさそうに見上げてくる女の子を無視して、私は踵を返し帰路についた。
自分でも随分丸くなったものだと思いながら。

(20060809)


15:59:47      TB-0  CM-0 
2006.08.09.Wed


何かを成し遂げようとするとき、それは時間が決まっているから終えられるのであって、その時間が永遠ならそのなにかは永遠に続いていくだろう





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すばやくほとんど食べていない朝食を片付け、出かける準備を始めた。
それにしても、家族までいってしまうとは。実に不憫で不便だ。



外に出ると、今日の私の気分そのまま、どんよりとした灰色がかった雲が空を覆っていた。
彼らが今日を選んだ理由が少し分かった気がした。
あくまで、それは[そんな気がした]にすぎなかったのだが。


彼らと自分は違う種類のものだ。
分類わけをするならきっと違う箱に入れられる。それは彼らにもわかっていることだろう。
ただ、箱の色が同じなだけで。



行き交う人々はいつもよりも一層時間を気にしていて、それがとても滑稽に見えた。
そう思っている人がこの世界に後何人いるのだろう。私と同じく狂った人種が。



人々についていくと、一同は揃って役所へと入っていった。
今頃、中は大変な騒ぎだろう。それは仕方ないことだ。
シャッターの降りた窓を見上げながら、覚醒したはずの頭でぼんやりと考えていた。

個人的には警察署の方へ行きたかった。
非常に残念だ。

(20060809)

01:54:48      TB-0  CM-0 
2006.08.09.Wed


いつだっただろうか。

昨日?一昨日?それとももっと前?



時間の流れなんてもはや何の意味ももたないことを私は知っている。





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日常だと思っていたものがこんなに脆いものだとは思わなかった。

朝からハイジャックされている(らしい)テレビ放送。

たった一つの事柄がすべての人のソレを壊した。
私もその例外から漏れずに。


実をいうと、私はこの状態にかなり困惑していた。
彼ら(と言えるのかわからないがとりあえずは彼らということにする)のしていること、言っていることに対してではない。
彼らから影響を受けて、壊れてしまった人たちに対して、だ。

これくらいのこと、いたずらとして聞き流してしまうだろうと思っていた。
楽観的で保守的で、思いのほか慎重な、古い慣習を大切にする民族だ。
こんな突拍子もないこと受け入れないだろうと思っていたのに。
とんだ買いかぶりだった。
所詮は生にしがみつく醜い亡者だったということだろう。


普通の生活を送ろうとしている人の方がよっぽど好意が持てる。
少なくとも、そんな馬鹿な真似はしない程度に理性的な人間なわけだから。



喧騒に飲まれながら、胸に気持ちの悪い物がたまっていくのを感じる。
朝から違和感と嫌悪感を同時に感じるなんて、今日は本当になんて日なんだろう。・・・地球最後の日か。

そこまで考えて私は顔の筋肉を動かして、笑った後、すっかりぬるくなってしまった不味いコーヒーを喉へと流し込んだ。



外に出よう。ここにいても何も起きない。
せっかく人々が信じてくれたんだ、楽しまないと損だろう?


誰へともなく笑いかけたらしい自分の顔を自覚しながらも、心ではなにか別のことを考えていた。

(20060809)

01:37:17      TB-0  CM-0 
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